性教育学校
第11章 休日
2時のフードコートは
あまり人もいなく
席もガラガラだった
ご飯を食べながら
たくさんたくさん話をした
大好きな渓人と
ちょっとしたデートは
幸せすぎだった
「そろそろ部屋行くか
案内あんましてねえけど
明日もあるし今日は戻ろうぜ」
「・・・・・・・・・やだ」
気付いたら
言葉にしてしまっていた
「・・行きたいところでも?」
「渓人と・・もっと二人でいたい」
自分でも驚くほどに
素直に言っていた
渓人は妹みたいって言ったけど
抱き締めたりキスしたり・・・
やっぱり期待しちゃう・・
「渓人・・・あたし・・」