性教育学校
第11章 休日
あぁ・・言っちゃったよ
もう後戻り出来ないよね・・・
渓人は無言で
あたしの頭を撫でた
「俺だって好きだよお前のこと
妹みたいな存在だよ」
ち・・がう
あたしはほんとに好きなのに
「待って渓人・・あたしはほんとに好・・」
「みなみ、俺戻るな」
あたしが話してる途中で
渓人は行ってしまった
あたしの告白から
逃げるように
「やっぱ・・無理か・・
きっぱり振られちゃった・・・うぅっ」
声を押し殺して泣いた
「今までの行動は
なんだったのよ・・」
その日具合が悪いと言って
部屋から出る事はなかった
途中裕希くんが来てくれた
なにも話してないけど
たぶんなんか感じ取ったと思う