禁断兄妹
レビュー一覧
表示中非表示にする
-
[評価] ★★★★★
更新ありがとうございます
修斗と電話が繋がった
だけど聞こえてきた修斗の声は
冷たい
冷めた声だった
柊には手を出してない
修斗の、その言葉に間違いはない
だけど由奈は気づいた
柊には手を出してないけど萌には
柊の愛するただ一人の女性
それが萌
由奈は萌の事を心配した
自分の好きな人が愛する女性なのに
恋敵を心配するなんて
まあ相手が修斗だし
心配するのも無理ないけど…
そして次は柊saido
どんな内容になるのか楽しみにしてます
-
[評価] ★★★★★携帯から洩れる声に
空気が青ざめ 身震いする
すべては遅すぎたのだろうか…
結果として和虎にかけたことは正解だった
そう思ったのも束の間、起きた騒ぎに由奈と一緒に息をのみました
携帯を使って離れたふたつの場面を繋ぎ、和虎の疑問を解消して、畳み掛けるように柊と灰谷氏の争いが起きる
この多次元の展開のスピードと緊迫感
唸るばかりです
しばしおいてけぼりの由奈は焦れることでしょう
けれど事の全容を知った時どうするのか
あちらとこちら、事態はどう動くのかますます目が離せません
彼らの抱いた祈りは届くものでしょうか
更新ありがとうございます!
あの写真が波紋を広げた…ああ… -
[評価] ★★★★★
更新ありがとうございます
修斗を止めようとしたけど繋がらない
修斗がダメなら柊君にと
だけど出なくて
それなら和虎にと電話したら繋がった
繋がったけど
まさか繋がった時が
切羽詰まった状況だったなんて
そして由奈は萌の名前を聞いた
名前しか知らないモエ
だけどモエは柊君にとって大切な人って
由奈は痛いほどわかってて
正直、今は柊君の安否と修斗を止める事
が先決、最優先なのに由奈の心が
ざわつく感じで
萌じゃなくモエって書き方が
字で表現する小説ならではだなって
思いました
もうすぐクリスマス
何度目かのクリスマスですが
みんなが少しでも笑顔に幸せになれるよう祈るばかりです
-
[評価] ★★★★★小鳥はついに
外の世界をあきらめ
籠のなか…
孫を慈しむ暖かな顔と、組を統べる非情な顔
そのふたつの顔を見せながら、時に楽しむように由奈と話を続けるこの人には叶うわけがない
そんなことを会話の中で感じていました
だからこそ、ばたばたと足掻くことの多い由奈の決意と覚悟が胸にすとんと落ちたのです
けれど賽のひとつは既に投げられてしまった…
果たしてふたりのSHUの運命は…
更新ありがとうございます!
由奈なりの由奈らしいケリの付け方が痛々しい…
-
[評価] ★★★★★
更新ありがとうございます
おじいちゃん登場
まあ由奈のお父さんなんだけど
あの会話は完全に親子の会話ではない
立場上、仕方ないけど
もうドキドキ
いつもの胸キュンのドキドキじゃなく
ハラハラする、焦りのドキドキ
由奈もすごい
もし同じ立場なら何も言えない
もし言えても断られた瞬間、取り乱して
泣き叫んじゃうと思う
だけど由奈は最後の最後まで諦めず
柊を修斗の事を守った
自分を犠牲にして
そして由奈の願いは聞き入れられた
間に合うと信じたい
間に合ってください!!
-
[評価] ★★★★★由奈はいつも間違える
恋する相手を間違え、分かれ道で選ぶべき道を間違えた
今でさえ、真っ先に話をする相手は柊ではなく修斗であるはずなのに…
そんなことを考えていました
そして絶望と焦燥を抱え蹲る由奈が、いたずらが過ぎて閉じ込められた子供に見えてしまうのです
由奈の想いを描くほどに浮かび上がる修斗の想いが鮮やかです
非道なシーンを読んだ後なのに痛々しささえ感じるほどに
そんな修斗を間近で見てきたツトムの『…その痛みこそが嬢への罰なんでしょう』の言葉が心に残ります
ついに現れた会長
由奈と対峙する時何が起きるのでしょうか…
更新ありがとうございます!
待望の由奈sideにドキドキです -
[評価] ★★★★★
更新ありがとうございます
由奈サイド
始まりましたね
気になるところで由奈サイド!?
続きが気になるって思ったけど
引き込まれる
こういうの、好きです(笑)
そして何故、今になって由奈が?
そう思ったけど、もう少し進むとわかる
ようなので気長に待ちます
新たに出てきたツトムって人
修斗同様にしっかりしてて芯のある人
そして怖い人でした
ツトムさんの言葉が胸に刺さって
由奈に力貸してって
思う反面
由奈にも責任があるし
そしてまさかのおじいちゃん登場
おじいちゃんは由奈に
一体、なんて言葉をかけるのか
怖いです…。
-
[評価] ★★★★★パンドラの匣が開いた…!
その時
彼はひたすらの闇に堕ちてゆき
心は赤黒く塗りつぶされた
やがて彼の世界を支配するものは
怒り、絶望、慟哭
匣が吐き出した暗黒だけだろうか…
泣き叫ぶ萌を残し、自己嫌悪に苛まれる柊がクリスマスに思いをはせたことが、まさか真実を知るきっかけになるとは…
萌の携帯に残された忌まわしい画像を私たちは知っているはずなのに、柊にシンクロするあまり、求めた幸せな記憶との落差にふいをつかれたように立ち竦みます
はたして柊はこの後…
和虎は?灰谷氏は?そして萌は?
更新ありがとうございます!
柊の絶望で下りた幕から続く次章の由奈side
更なる波乱の予感です -
[評価] ★★★★★
おはようございます
そして更新ありがとうございます
柊の灰谷を殴りたい気持ち
わかります
自分の知らない事を灰谷は知ってる
萌に何があったのか
何故、こうなったのか
萌がこうなった以上
灰谷にわけを聞くしかないのだが
灰谷は何も語らず…
萌の携帯の最新写真
そこに写し出されていたのは何なのか
気になりますが次のページが!?
由奈saido!?
由奈ってあの由奈ですよね?
彼女の名前が何故、今出てくるのか
気になります
最後に和虎、かっこよかったです
何も言わず柊の隣に腰掛け
柊の言葉に従う和虎
素敵すぎ
和虎大好き(笑)
-
[評価] ★★★★★ぶつかり合う感情が放つ閃光が胸を焦がす
柊、もういい!今はもう…
思わず呼び掛けてしまうほどに
躊躇いと緊張から始まった萌との時間
やがて顕になる柊の絶望、暴力的なまでの告知と虚脱
丁寧に描かれた心模様にシンクロし喘ぐように読んでいました
と同時に、記憶障害の霧の中次々と突きつけられる現実に混乱する萌がひたすら哀しくて…
巽さんの話を拒絶したのは本能でしょうか
お母さん…!と求める言葉に、母娘でクッキーを焼いていたシーンが甦ります
萌の心の扉から閉め出されたような柊の想いはどこへ向かうのでしょう?
更新ありがとうございます!
息を呑む圧巻のシーンでした…