禁断兄妹
レビュー一覧
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[評価] ★★★★★
連日の更新ありがとうございます
そしてお疲れ様です
記憶喪失になった萌は
年相応に感じられて子供みたいで
柊から今、冬だって聞かされて窓の外を
見せられても信じられなくて
お父さんの病気の事
知りたくなくて
明日になればお父さんとお母さんが旅行
から戻って来るって信じてて
でもそれは無理で
取り乱す萌の気持ちが辛すぎて
だけど現実をお父さんが亡くなった事を
伝えないといけない柊の気持ちが
切なすぎて辛くて
この事をきっかけに萌が柊の事を
拒絶しないかが心配です
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[評価] ★★★★★ひとり
楽園ゆきの小舟を離れ
時の川を遡った君は
どこの岸辺にたたずむのか
求めあった夜を
朝日の中の約束を 置き去りにして…
触れることも叶わず
宙をさ迷うばかりの彼の指は
君の熱い肌を覚えている
その胸にもやう想いや空しさが
秘密の扉を開けぬよう
誓いの指輪を捧げることのできるよう
今はただ 祈るばかりか…
想い出の岸辺に佇む君よ
愛するものの乗る舟を
見失ってくれるな
たとえ今はあてどなくとも…
更新ありがとうございます!
『そう
頭ではわかってる
でも
心はもがく。』
焦りが見え始めた柊に危うさを感じてしまいます…
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[評価] ★★★★★
更新ありがとうございます
萌の異変
柊に対するものかと思ったけど
男の人に対する拒絶で
それはやっぱり
あの時の怖い思いが原因で
萌が不安な時いつもなら柊が側にいて
触れて抱きしめてあげて
安心させてあげてた
だけど今、それすらも出来ない
このまま記憶が戻らないとは考えたくないけど今は1日も早く記憶が
戻ってほしい
そう願うばかりです。
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[評価] ★★★★★
更新ありがとうございます❤️
萌を思う柊の長い夜とその不安が伝わるページでした…
「わからないの…」の、萌の言葉に戸惑いながら冷静でいることの難しさ…
恋人なのに恋人だと言い出せない…無力さ…
無意識に男性を避ける萌の奇行の真実を…どう受け止めていいのか葛藤する姿に切なくなっていきます
最後の
“口には出せない言葉が
喉を焼きながら
腹へと落ちていった。”
は…涙が出そうなくらい切なくて重かったです…
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[評価] ★★★★★「萌を‥‥俺にください‥‥」
人は誰も還りたいあの日を抱いているのですね
後悔と苦悩は柊の表情を歪めているのだろうか…とその背中を見つめるような思いでした
そして
『漂う俺と美弥子を
粛々と押し流していた川は
湖にたどり着いたように
その流れを止めていた。』
この美しい一文から始まる柊と美弥子さんのやり取りに端を発した記憶の数々が、柊の感情を翻弄するさまは鮮やかで、更に巽さんの旅立ちと還らない日々を印象づけ読み手を限りなく柊へシンクロさせる…
唸りました!
更新ありがとうございます!
方をつける、とは果たして…
思えば巽さんと柊がこの家で同じ時間を過ごすのはあの夜以来…切ないです
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[評価] ★★★★★
更新ありがとうございます
お父さんが死ぬ前に何をしたかったのか
ふと頭に浮かんだのは
お父さんが萌に渡したあの手紙
あの手紙に関係してる事なのか
現時点ではわかりません
そして萌と引き離される事を恐れ
萌との関係を黙っていた柊
臆病になるのはわかる
兄妹だし萌はまだ若い
親が禁忌を許すとは思えない
きっと反対され引き離されると思う
だけど今になって後悔してる
本気なら本気で想い合ってるなら
反対されても引き離されても
認めてもらえるように
説得するべきだった
でもそう思えるのは
お父さんが亡くなってるからで
もし生きてたら違う考えだったのかなと
思ってしまう
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[評価] ★★★★★この夜は誰にとっても忘れられない一夜…
萌の記憶の退行が繋げた夜とそこに重なる柊の述懐に胸騒ぎを覚えます
更に柊に手渡された萌の携帯のシーンが不安を増大させるのです
灰谷氏が口をつぐむ今、萌の身に何が起きたのかを記憶する唯一つのもの
柊は見てしまうのか…どきどきするうちに萌の分身のように扱う柊とともに物語は次章へ繋がり、しんとした病室で向き合う美弥子さんと柊
巧みなカメラワークを観るような展開に惹き込まれ、いっそう鼓動は高まるのです
聖戦から罪と罰へ…
救いはどこに…?
真夏に見る雪は胸の中にも降り続けています
更新ありがとうございます!
美弥子さんの言葉が、優しく悲しいです… -
[評価] ★★★★★
更新ありがとうございます
萌の記憶障害
話しの内容から物語の始まり
あの日の夜まで遡ってる
柊と萌
二人の関係が始まった夜
もし記憶が戻らなかったら二人の関係は
兄妹のまま
恋人だった頃には戻れない
それにお父さんの事
お父さんが癌で亡くなったなんて
旅行に行ったはずなのに
辛すぎる
早く萌の記憶が戻る事を願ってます。 -
[評価] ★★★★★眠り姫の目覚めがもたらしたものは安堵ばかりではない…
看護師の説明を受けながら病室へ向かう柊の胸に少しの光が差したのも束の間、萌の言葉に心臓が凍りついたのを感じました
会話の微妙なズレ
バイト…一人じゃ寂しい…
私たちはそれがいつのことを指すのか知っています
お兄ちゃん、の呼び掛けは文字通りだったことに不安が掻き立てられるのです
その不安は柊を全身で拒むかのような萌の様子で頂点に達してしまう
短いシーンの中劇的な展開…唸りました
それは更なるドラマの予感をはらんでいて和虎、灰谷氏、美弥子さんを思い浮かべるのです
更新ありがとうございます!
巽さんの元へ二人でいかれるのでしょうか…
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[評価] ★★★★★
更新ありがとうございます
萌は目を覚ましたけど
まだ少し不安定な状態で精神的負担に
なるような事は話せない
話せませんね
だけどお父さんの事、伝えないと
時間がないからね
死に目に会えなかったのに
最後の最後までお別れ出来ないのは辛い
そして萌に気になる点が…
看護士さんの前だから柊をお兄ちゃん
そう呼んだと思ったけど
違う?
会話に時差がある感じで
あんな状況に遭ったから記憶障害に
なってもおかしくはない
だけど柊に対してか、異性に対してか
わからないけど拒絶反応か
してる感じ
3ページだったけど
ハラハラ、ドキドキの内容でした
ありがとうございます。