昨日は知らなかった今日がある
それならば
明日のための今日にもできるだろう
あと少しの勇気をもって…
立ち止まる手負いのライオンは、立ちすくみ動けずにいるようで…
それは甦った手紙ゆえか、それとも萌の存在ゆえか
美弥子さんや巽さんの想いを抱えた萌が、KENTAROに一歩また一歩と迫ってゆくシーンに緊張が高まります
「…私も、この手紙も、目覚めの時が来たように思っています」
苛酷な運命を乗り越えた萌だからできることがある
ああ、萌は今捨て身で対峙しているのだと私も柊と同じに息をのむ思いです
更新ありがとうございます!
夏巳さんの言葉に心が動いたKENTAROにかすかな希望を見ましたが…
禁断兄妹
レビュー一覧
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[評価] ★★★★★
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[評価] ★★★★★レビューというものを初めて書きます。
更新されるのをとても楽しみにしてる作品の1つです。何回も読み直します笑
登場人物のキモチやその場面の状況など、読んでいてすごくすごく自分なりに解釈出来るまで何度も読み返します!
情景を想像するのがとてもむずかしいと思うときも正直あります。それは私が言葉の意味を知らなすぎるからで笑
でも、すごくキレイな表現だったりリアルな表現だったりで続きが楽しみで仕方ないです。
今回、ダスティピンクのコートに何故か引っ掛かりました笑
ダスティピンクという色をネットで調べました笑
なるほどってかんじです笑
これからも更新楽しみにしてます!
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[評価] ★★★★★雪原に降り立った天使…
差し伸ばす手が額にふれる
涙を流せ
心を放て
時は今 今こそがその時…
神様はもう一度チャンスを与えましたね
柊に暴力的に言葉を投げつけ言い逃げのように立ち去ったKENTAROに訪れた最後のチャンスは、真実と向き合い、柊とも向き合い呪縛から解き放たれるためのもの
そしてすべての中心には今、萌がいる…
その萌を紹介する時の「私の大切な女性」という言葉に胸を張る柊の姿が見えました
2通の手紙が漸くその役目を果たそうとしている緊迫の瞬間に震えます
同時に、柊と萌が共にその時に立ち会うことへの秘かな高揚感
禁兄ドラマティック、今ここに…!
更新ありがとうございます -
[評価] ★★★★★その声は
7年の時を越え
さながら祝福の鐘の音にも似て…
── 七年もあなたを一人にして、ごめんね‥‥
萌の言葉に胸が震えました
どれほどこの時を待ったことでしょう!
どれほどこの時を信じ続けたことでしょう!
ただただ胸の前で手を組み、ふたりが融け合うように抱き抱かれるさまを見つめていました…!
ダスティピンク
黒髪
薔薇色
柊は今、白い雪のキャンバスに描かれた彩りを心に刻んだことでしょうね
永遠の愛
絶望が歓喜に転じた柊に思いを重ね喜びを噛みしめています
待ち続けた柊の強さに、痛みを乗り越えた萌の勇気に、心からの祝福を!
更新ありがとうございます
他にはもう何も いらない…まさに! -
[評価] ★★★★★因、そして
果
雪の中 すれ違うばかりの想いが二つ…
KENTAROが頑なになればなるほど浮かび上がる事実
けれどその頑なさには身勝手な思い込みがあったとは!柊の衝撃はどれほどでしょう…
憎悪と怨嗟を吐き出すように暴力的な言葉を投げるKENTAROと踏みとどまりなお真実をと迫る柊
傷つけ合わなければ出会うことのできなかった二人に胸が張り裂けそうです
そしてこの緊迫感!熱くぶつかり合う感情に冴えた空気を纏わせた描写に唸りました
ラスト、光明が差すとはこういうことかとほっとする思いは、あの夜を乗り越えたふたりの愛の描写への期待に繋がります
更新ありがとうございます!
柊の独白が、切ない… -
[評価] ★★★★★
更新ありがとうございます!!
謙太郎の言葉は衝撃でした
柊を妊娠した事を「巣食い」と言い
柊を産まなければ夏巳は
今も生きてた
もしもの話だけど
言われた本人は深く傷ついたし
必死の思いで会いに来たけど後を追う事は出来ず…
そのまま、その場から動けなくて
こんな時、誰かがいたら
側にいてくれたら
そしたら声が!?
萌の声が聞こえてきて!!
自分の名前を「柊」と呼ぶ萌の声が!!
幻聴なんかじゃない!!
正真正銘
萌がいる!!
愛する人が困ってる時、悲しんでる時
一番側にいて支えてくれる
そんな存在がいるって
幸せな事ですね
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[評価] ★★★★★更新!ありがとうございます!
そして!そして!!!!なちゅぅところで“続く”なんだよぉぉぉ!
気になる!気になるじゃぁないかぁ💦
そして、あったのね!肉体関係あったのね!?兄妹で…そして、そこに“愛”を問う…柊…
ケンタロウが自分の父かどうかも重要だけど…それは“愛情”による結び付きだったのか…“外道”としての結び付きだったのか…それによって柊の中にある…「何か」が決まる気がしてなりません💧
しかし、自分では“愛情”だと思っていても…相手にしたら“外道”だった…と、言う見方を変えたらパターンもあるので…なんとも言えませんな💦
そして、過剰な愛情もまた…外道となるパターンも…
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[評価] ★★★★★鏡は過去を映すのか
鏡は 真実を映すのか
鏡は…
打ち砕け !
そして 解き放たれよ 二人とも
何を恐れているのだろう、KENTAROは…
予想通り歓迎をしないながら立ち去ることもなくただ苛立つ態度
突然現れた柊という現実に逃げ場を失い禁忌を告げたのでしょうか、いとも容易く
苦しみならば地獄を見てきたのだよ、柊は、と教えてやりたい衝動を覚えます
事実だけを告げ逃げようとするKENTAROとそれ以上に真実を求める柊
せめぎ合いに呼吸が苦しくなるほどです
二人の行き着く先はどこなのか…
更新ありがとうございます!
これを逃せばKENTAROの救われる時は二度とない、そんな気がしてなりません… -
[評価] ★★★★★
更新ありがとうございます
KENTAROの言葉
想像を絶する苦悩と葛藤…?
あの二人にはそれがあって、俺にはないとでも…?
私は柊や萌目線
巽や夏巳目線で見てた
色々な事を経験し乗り越えてきた二人
だけどそれは謙太郎も一緒で
知らないだけで
同じように
様々な苦悩や葛藤があったはず
もしかしたら
二人以上に辛い経験をしたのかも
謙太郎がどんな経験をしたのか続きを
楽しみに待ってます
毎度の事ですが
お互いコロナに気をつけて
長雨も続いています、被害が出ないよう
用心し過ごしていきましょう!!
まりこ
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[評価] ★★★★★
KENTAROは、会ったら素直に話をしてくれるんじゃないか。手紙を受け取って読んでくれるんじゃないか……なんてのは、私の甘い考えでした。
実際は……奥に隠された想いを知ろうと踏み込んでくる柊に、怒りを燃やすKENTARO。
やっぱり禁兄。舞い降るパウダースノーに柔らかく包まれた背景にそぐわない、氷の如くキーンと張り詰めた空気感です。
KENTAROは、心を凍らせたまま柊の前から去ってしまう?それとも、心を溶かして真実の想いを明かす?
今の展開にハラハラしながらも、先の展開にドキドキしながら楽しみにしてます。