無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

こんにちは。

　皆様、第一部の第一話で、ユンと明姫が町に出た時、ユンの隠れ家に行った場面を憶えていらっしゃるでしょうか？

　第二部でも、その隠れ家が登場します。明姫が生きて舞い戻ってきたかのような新しい妻、そんな妻と懐かしい隠れ家にいると、ユンは明姫と過ごした若い頃に戻ったような錯覚を覚えます。

　以前の作者ニュースで、続編－第二部を書くつもりはなかったとお話ししましたが、もしかしたら、明姫への哀惜の気持ちが第二部を書く気にさせたのかもしれません。

　第一部の結末－明姫が死ぬというのは書き出す前から決めていたので、死なないという結末に変えることはできませんでした。

　もし、明姫が死なないという結末に変更していたら、きっと話の読後感は全然違っていたでしょうね。

39歳の男と17歳の新妻。互いの心はすれ違うばかりで－。孤独な王の心に再び、激しい恋情が燃え上がる。