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こんにちは。

　ふと気づいた想い。
　それは自分が叔父を異性として見ていて、男性として【好き】
　なのではないかという気持でした。
　ただ、叔父は物心つく前からずっと知っているので、
　【好き】という感情の正体を小紅自身がなかなか見極められないのです。

　さて、今日は武平の意外な過去が明らかになります。
　誰が聞いても、けして武平にとって望ましいとはいえなかった結婚でした。
　しかし、武平はその妻と連れ子を大切にし、
　常に誠実な夫であり続けました。
　いかにも、武平らしいですね。
　そして、そんな叔父だからこそ、小紅も惹かれてしまったのかもしれません。
　小紅は少なからずショックを受けるのですが－。

ねえ、叔父さま。最後に一度だけ、抱いてちょうだい。