めぐみ【萌未】さんの作者ニュース

拍手しました。

お前は俺には、ただ一人の女だ。叔父と姪の禁断のキス! 

こんにちは。

 何かちょっと切ない-かな。
 自分で書いておいて、ひとごとみたいな感想ですが-笑。

 女性である小紅の立場にしてみれば、武平の言葉は残酷かもしれません。
 小紅も好きだと言い、武平自身も小紅を女として求めていると言いながら、
 その想いを受け容れることはできないというのですから。
 あまつさえ、小紅の嫁ぐ相手は武平の義理の息子です。

 しかし、長い長い将来にわたって考えたとき、
 結婚予定の相手が順平だということを抜きにしても、
 この夜、一時の衝動で二人が結ばれることが果たして小紅を幸せにするのか?
 武平にはんな想いがあったのでしょうか。

 縁の糸の相手という言葉から、私は中島みゆきさんの 糸 という
 歌を思い出します。

 「縦の糸は あなた 横の糸は私
  逢うべき人に出会えることを人は幸せと呼びます」
 二人の糸の織りなす布はいつか誰かを温めうるかもしれない

 中島さんはそう歌っています
 細いよう見える糸でも、たくさん集まれば一枚の布になって、
 寒さに震えている誰かをぬくめることができるのですね。
 こういう考え方がとても好きです。

 男女だけではなく、もちろん、すべての縁に
 このサイトで私の拙い作品をこうして読んで下さる読者の方々とのご縁も
 大切にしたいと考えています。
 
  つまらない話を長々と済みませんでした。

[関連小説リンク]

ねえ、叔父さま。最後に一度だけ、抱いてちょうだい。
TOPTOPへ