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こんにちは。

　早いもので、第三話も今日で完結です。

　明姫にとうとう復位の王命が下りました。
　〝王の子を生むただ一人の女として堂々と宮殿に戻ってこい〟
　ユンの言葉にうれし泣きをする明姫。

　待ち望んだ二人の間の子どもが明姫の危機を救ってくれたのです。
　しかし、後宮ではあの大妃が手ぐすね引いて待ち構えています。
　ある意味、流刑地での廃妃としての暮らしより、これからの方が大変です。

　それでも、けして負けない。今度は愛するユンから離れたりしないと明姫は固く誓い、後宮に向かいます。

　ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

　長編なので、読んで下さる方も大変だと思いますが、よろしければ、もう少しおつきあいいただけるとは嬉しいです。

　どうか明姫とユンの恋の結末を見届けてあげてください。

　よろしくお願いします。

39歳の男と17歳の新妻。互いの心はすれ違うばかりで－。孤独な王の心に再び、激しい恋情が燃え上がる。