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こんにちは。

　今日から第二話です。
　第二話の始まりは第一話から丁度、一年が経過しているところで、
　小紅は15歳になりました。
　仕立てやとしては順調で、あの京屋から仕事を任されています。
　京屋では市兵衛が息子に身代を譲り、
　若い息子が市兵衛を名乗るようになりました。

　なので、ここからは市兵衛というのは、心花のお彩の相手役ではなく
　その息子ということになります。

　今回、この息子の市兵衛が大活躍、更に
　先代市兵衛やお彩も頻繁に登場します。
　どうやら、今回は栄佐の嫉妬深い性格が炸裂？　するようです。
　栄佐の本性もこれから話が進むにつれて
　少しずつ判ってくるようになっていますので、
　どうぞご覧下さいませ。

ねえ、叔父さま。最後に一度だけ、抱いてちょうだい。