半身は
由奈へと向きたがり
もう半身は冷たい背中を見せたがる
想いを隠した哀しい背中を…
言えない言葉こそ言いたい言葉
修斗が由奈との間に引いた見えない線
超えることを修斗は己に許さないのか
由奈もまた態度と心は違うと判りながらも
心の奥まで知り得ないのは
柊への恋心がその目を曇らせるからか
揺れ動き、すれ違うばかりのふたりの想い
…もどかしい
けれど
盾にも刀にもなる…
初めて聞いた修斗の情熱的な想い
顔が見えなくなる、と告げる言葉が愛の囁きにさえ聞こえる
ふたりの想いの行く先は何処なのか…?
更新ありがとうございます!
修斗にシンクロした私にはその胸の内が苦しいばかりでした