れい☆さんのレビュー一覧

  • [評価] ★★★★★

    半身は
    由奈へと向きたがり
    もう半身は冷たい背中を見せたがる
    想いを隠した哀しい背中を…

    言えない言葉こそ言いたい言葉
    修斗が由奈との間に引いた見えない線
    超えることを修斗は己に許さないのか

    由奈もまた態度と心は違うと判りながらも
    心の奥まで知り得ないのは
    柊への恋心がその目を曇らせるからか

    揺れ動き、すれ違うばかりのふたりの想い
    …もどかしい

    けれど
    盾にも刀にもなる…
    初めて聞いた修斗の情熱的な想い
    顔が見えなくなる、と告げる言葉が愛の囁きにさえ聞こえる

    ふたりの想いの行く先は何処なのか…?


    更新ありがとうございます!
    修斗にシンクロした私にはその胸の内が苦しいばかりでした
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