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【リレー小説】ルイーダの酒場 2

《ドラクエの世界でみんなで冒険しよう!》


ドラクエの世界観でオリジナル二次創作をリレー小説で書いてみませんか?
ドラクエの世界観なら、どんな物語でもOKです。
ただしドラクエの世界を楽しむためにも脱線しすぎにはご注意ください。


《ルール》
*ドラクエ好きなら、誰でも参加OK
*初めましてなどの挨拶はなし
*基本は三人称(場合によっては一人称もあり)
*前の人の文章を読んで話を繋げる
*順番は決まってないので、被った場合は先に書いた人の文章を優先する。またはうまいこと繋げる。

ドラクエ好きだけど文章苦手で…うる覚えで…という方でも大丈夫。一行のみの参加でもOKです。とにかく繋げてドラクエストーリーを楽しもう!
ルイーダの酒場で待ってるよ(*^ω^)ノ


【登場人物】
ムト(盗賊→バトマス)
パーム(マジシャン→魔法使い)
レミファ(遊び人→賢者)
イワハシ(商人→武闘家)
ヤス(魔物系YouTuber)
ヒロ(魔物系YouTuber)
サチ(ヤスの妻、ヒロの母)

トロル(テヘペロ)
はぐれ爆弾メタル岩(クランチ)
キメラ(つばさ)
ベビーパンサー(はやて)


46 「ムトさんが3人!? 一体どういうことでっか~!?」

「えっと、男のムトとぉ、女のムトとぉ、女の……う~ん、あなたはオカマさん?」

「誰がオカマだっ!! お前は一緒に旅してきた仲間も見分けられねーのかよ!!」


背後にいるムトはレミファの頭を殴った。


「おっとぉ! また新たな展開だあ~! 一体、本物のムトさんは誰なのか!」


ヤスはカメラを持って、女神をもっと近くで撮ろうと泉へ近づく。


「むむっ! いかん! その女神に近づくでない!!」


ちょうど外の様子を見にきた大神官カネミツが、ヤスに向かって叫んだ。



47 「貴様! カネミツーーっ!」

本物のムトが襲いかかる。

「落ち着け! そこで男のムトを選んでしまえば、お前さん自身は、泉の化け物のエサになるんじゃ」

「はぁ? なに言ってる。たしかに泉には落ちたが、俺は這い上がっ照るぜ」

「だから、今は そこにいても、本物のムトが選ばれ無かったら消滅してしまうんじゃ」

「て、ことは俺がもし落ちてたら……」とそれを聞いたヤスは、青ざめる。

「ちょっと待て、男を選んだら男になるんじゃないのか?」

「そんな都合のいい話があるか。いいか、皆は本物のムトを選ぶのじゃ」

レミファは本物のムトを選ぶと、女神は泉の底に沈んだ。

これで一安心と思いきや、ドブーンと言う音とともに大神官カネミツが泉に落ちた。落としたのはムトだった。

女神は三体のカネミツを抱え、

「お前達が落としたのは、この仕事がええ加減なカネミツか、きちんと仕事をするカネミツか、それとも普通のカネミツか?」

さあ、ムトは間髪を入れずになんと言った?
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「オレが落としたのは――」


49 「きちんと仕事するカネミツだっ!」

言ってやったぞとムトは笑みを浮かべる。

女神は、「わかりました。きちんと仕事をするカネミツをお渡ししましょう」と一人のカネミツを置いた。

「やったぜ、これからきちんと仕事してもらおうじゃねえか」とムトは高笑い。

するとカネミツは……

「やれやれ、一時はどうなるかと思ったわい」

と左頬をさする。

「は?」

「まったく、老人の顔をいきなり殴るでないわ」

きちんと仕事をするカネミツこそが、いつもの大神官カネミツだった。

「うそだろーーっ!」
50 「それなら俺を早く男に戻せよ!!」


ムトは怒りを抑えられず、スーパーハイテンション状態になった。


51 「待て、待て、待て、落ち着きなさい」

「これが、落ち着けるかよ!」

「次、男に戻してやる」

「なに?」

ムトのハイテンションゲージが下がってきた。

「お前のことだ。レンジャーの力を身につけたらその後は勇者になるのじゃろ。ならば、その時に男に戻してやる」

「本当だろうな」

「わしはきちんとした仕事をする大神官だ。嘘は言わん」

「よし、わかった。じゃあ、俺がレベル20に上がった時にまた会おう」とムトは仲間を連れ、まずは馬車を取りにいくため、ダーマ神殿を後にした。

大神官カネミツは、胸を押さえ息を切らす。

「まずいぞ……性転換は、同じ人物に一度しか使えないんじゃ。また男に戻すなんざ、今のわしには……」

嘘をついた大神官だった。
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カネミツの罪的な嘘をまんまと信じ、

ムトは男に戻れる希望を胸に、

やっと手に入れた手綱を手に、

仲間達とスキップスキップランランランしながら、

馬車が売られていたバザーへと向かった。

53 しかしバザーは終わっていた。
なぜなら期間限定のバザーだったからだ。


「俺たちの苦労は一体っ……」


広場で呆然と立ち尽くすムトたちに、一人の男が近づいた。


「あんたら、遅いよ」


振り返ると、カールおじさんに六発ケリをいれたようなおっさんが馬車のそばに立っていた。


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「あんたら遅いよ」と、カールおじ六発ケリ入れられ顔のオッサンに言われるのも、無理もない話だった。

なぜならムト達は、今まで……

流行り病を直すため、延々と病んでいる肛門達に薬を注入し続けたり。
モンバーバラに長々と滞在して、血の滲むようなレッスンを受けたり、楽しいショーを披露したり。
ようやく手綱を手に入れたと思ったら、思い付きでレベル稼ぎしようと、ずーっと塔の中ではぐれメタル狩りをしたり。
時折、『ルーーーー』とバグってやり直したりもしたりで。

かなりの時間を費やしていたのだから。

「なんだ、お前ら。ずっと遊んでたんか」

「遊びで、あかの他人の肛門に薬を注入したりせんわっ!」

しかし、ムト達はひどく感心をした。

『このオッサン。今日まで諦めずに、よくもまぁ俺達のことを待っていられたな』と。


55 「さあ、これで安心して手放せる。この馬車と馬はお前たちのものだ」

待ちくたびれたオッサンは、カールおじさんに六発ケリどころか、プラス、ブレーンバスターをくらったような様子で、やっと役目は果たしたとため息をついた。

馬車を手に入れた。

🎵~♪~♬~♩~🎶


メインで戦闘に出る者四人以外は馬車に乗り、万が一、四人がやられたとしても、いつでも飛び出せるようにスタンバイをした。

ムト、パーム、テヘペロ、レミファの四人は馬車を囲むようにして、メタル狩りとしてコンペイの塔にむかった。

馬車の中からイワハシが顔を出す。

「ちょっと待って、なんで俺が中なんだ?」

それにムトが答えた。

「商人を馬車に入れておくことは、鉄則だろ。それに、馬車にテヘペロの巨体が乗れると思うのか?」

「いや、テヘペロはわかるけど、俺は武闘家だが……」

「外の俺達がやられたら、お前達に出てもらわなきゃいけないんだ。体力温存しとけ」

そう言われ、馬車にいる仲間を見る。

ヤスにヒロ、つばさ、はやて、クランチ

いざとなったらクランチをぶん投げるつもりの、イワハシだった。
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