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リレー小説
自由参加です。どんどんどうぞ。
なお一切の私語禁止でございます。参加していいですか?等挨拶も必要ございませんので!
それではスタート!
それは、ある雨の日の午後のことだった。
なお一切の私語禁止でございます。参加していいですか?等挨拶も必要ございませんので!
それではスタート!
それは、ある雨の日の午後のことだった。
41
(誰だ?)
ふと目を開けると見覚えのない女性が居た。
「――君は……」
自然と唇がそう言葉を紡ぐ。
「何を言っている。信長だぞ」
女性はきょとんとした顔でそう言った
ふと目を開けると見覚えのない女性が居た。
「――君は……」
自然と唇がそう言葉を紡ぐ。
「何を言っている。信長だぞ」
女性はきょとんとした顔でそう言った
42
…は?
「…え、いやあの…どちらさまですか?」
「…なにを言っているんだ。
信長だといっているだろうが。」
…………。
ついに危ない趣味に走ってしまったのか?こいつは。
「…え、いやあの…どちらさまですか?」
「…なにを言っているんだ。
信長だといっているだろうが。」
…………。
ついに危ない趣味に走ってしまったのか?こいつは。
43
「ついに危ない趣味に走ってしまったのか?こいつは……おまえ、今そう思っただろう」
まったくその通りだった。心臓を矢で射抜かれたような感覚をおぼえて、一瞬呼吸がとまる。
ふふふ、と信長は嗤った。
「なんで分かったんだ……今度はそう思ったな? 俺にはわかるんだよ、他人の考えが。なぜなら、これがあるからだ」
信長はコートの内ポケットから、何やら取りだした。
「そ、それは……」
「ついに危ない趣味に走ってしまったのか?こいつは……おまえ、今そう思っただろう」
まったくその通りだった。心臓を矢で射抜かれたような感覚をおぼえて、一瞬呼吸がとまる。
ふふふ、と信長は嗤った。
「なんで分かったんだ……今度はそう思ったな? 俺にはわかるんだよ、他人の考えが。なぜなら、これがあるからだ」
信長はコートの内ポケットから、何やら取りだした。
「そ、それは……」
44
…トイレットペーパーの芯?
「間違えた。こっちだ」
信長は、トイレットペーパーの芯を投げ捨て、反対側のポケットから蛍光色のまるっこい箱を取り出した。
なんだありゃ? てか、待て。こいつ、持参したトイレットペーパー1回で1ロール使いきったのか?
「間違えた。こっちだ」
信長は、トイレットペーパーの芯を投げ捨て、反対側のポケットから蛍光色のまるっこい箱を取り出した。
なんだありゃ? てか、待て。こいつ、持参したトイレットペーパー1回で1ロール使いきったのか?
45
(オイオイ、トイレ詰まらせてないだろうな?)
俺の心の内を読み取った信長が薄く嗤う。
「心配無用だ。何故ならこの世界は
『まやかし』だからな」
蛍光色の丸っこい箱を撫でながら
そう云う信長の姿にノイズが一瞬走る。
(なっ…何なんだ、今のは?)
「そう…。全てはまやかし。真実は…」
俺の心の内を読み取った信長が薄く嗤う。
「心配無用だ。何故ならこの世界は
『まやかし』だからな」
蛍光色の丸っこい箱を撫でながら
そう云う信長の姿にノイズが一瞬走る。
(なっ…何なんだ、今のは?)
「そう…。全てはまやかし。真実は…」
46
信長がそう言うと、突然、ガラガラとガラスが割れ崩れるように、世界が消え去り、代わって、広大なブッシュが広がる。
日差しが強く暑い。
「ギャォォーーーン!」
耳をつんざく雄叫びに後ろを振り返ると、全長10mはあろうかというティラノサウルスがそびえ立っている。
「真実はアソコにある!」
信長はティラノサウルスを指差した。
と、同時にティラノサウルスが信長を咥えて飲み込んだ。
ゴクリ・・・
信長がティラノサウルスの喉を通ったであろう嫌な音が鳴った。
日差しが強く暑い。
「ギャォォーーーン!」
耳をつんざく雄叫びに後ろを振り返ると、全長10mはあろうかというティラノサウルスがそびえ立っている。
「真実はアソコにある!」
信長はティラノサウルスを指差した。
と、同時にティラノサウルスが信長を咥えて飲み込んだ。
ゴクリ・・・
信長がティラノサウルスの喉を通ったであろう嫌な音が鳴った。
47
「っあぁあああ!信長ぁあ!!」
俺は我を忘れ、目の前の巨体に
思い切り飛びかかった。
「駆逐してやる!!!」
俺は我を忘れ、目の前の巨体に
思い切り飛びかかった。
「駆逐してやる!!!」
48
……スカッ。
ティラノに飛びかかったはずの俺。しかし全く手応えが無い。
…というかティラノが消えた??
ティラノに飛びかかったはずの俺。しかし全く手応えが無い。
…というかティラノが消えた??
49
ティラノサウルス「馬鹿め。そっちは残像だ」
ティラノサウルス「馬鹿め。そっちは残像だ」
50
ティラノサウルスから、飲み込まれた筈の信長の声が響く。
ティラノサウルスから、飲み込まれた筈の信長の声が響く。
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