万華のむつごと

完結

[作品説明]


愛する男との四十八手───。

透子は自分と健太があらゆる体位でまぐわう絵図を、ことあるごとに夢想していた。


その頃の、恋と欲情をまぜこぜにして体の芯を熱くさせていた、少女時代の自分を思い出す。

今も胸の奥で、満たされないまま寂しくうずくまっていた少女時代の自分が、すっ、と立ち上がるような心地を覚えた。

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