妖(あや)しの月に~光と闇の王~【第二部 光の王】

完結

[作品説明]

☆ その端正な美貌は、まさに月のごとし。瞳はハシバミ色、時に陽の光を受けて深い蒼に染まり、長い髪は茶褐色、やはり陽の光のもとには黄金に輝く。
 まさに、月の化身、月の光を凝らせたれば、このような妖しき美しき男にならん。
 その男、ただいま、都で庶民から神のように慕われる天下の大義賊カンワンという
 まさに闇の世界を照らす、ひとすじの光となる光の王なり ☆ 

清花(チョンファ)は宮殿の女官を務める少女だ。育ての親ともいえる厳しい尚宮(サングン)には、いつも失敗ばかりして叱られてばかり。

 だが、貧しい家に生まれ、早くに父を失った清花は女官となったからには、将来、尚宮となり、キャリア女官になりたいと夢見ている。

 そんなある日、清花を若い国王が見初める。女好きで評判の王はいやがる清花を追いかけ回し、無理に我がものとしようとする。
 しかし、清花にはひそかに恋い慕う男がいた。男とはいえ、既に去勢して男ではなくなった若き宦官であった。
 清花を好色な王から、宦官は生命賭けで清花を守り抜こうとするが。。。

 ワガママなお嬢様春泉が活躍するシリーズに登場した謎の義賊、光王(カンワン)が再登場!

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