~初恋~
第68章 ドキドキ戦国時代村
町娘、那奈は買い出しの帰りだった
「そこの娘~何してんだ?」
山賊の男達に囲まれた
「ここぁ、俺達の道なんだ。勝手に通ってもらっちゃ困るなぁ~今持ってる金を全てよこしな」
そう言って町娘、那奈が持っていた巾着を取り上げた
『やめて下さい!!お返し下さい!』
那奈がそう言うと山賊は巾着を放り投げて
「一銭も入ってねぇじゃねぇか…おぉ?良く見るとこいつ良い体してんじゃねぇか~体で払ってもらおうか?」
「そりゃ名案ですなぁ!ハハハ!」
山賊達は那奈の手を引っ張って山の中へ行こうとした
『助けて!誰かお助け下さい!!』
那奈は叫んだ…だが、町から少し離れていため誰もいなく諦めかけたその時…
「おいおい、娘さん泣いてんじゃねぇか!!女を泣かすっちゃ最低な野郎だなぁ!!」
そこに現れたのは1人の侍、タツキ
「なんだてめぇ?!!」
「やんのか?!!」
山賊は侍に襲いかかる
「うわぁ!!」
「ぐふっ…」
山賊達はバタバタと倒れていった
侍が1人で倒したのだった
「大したことねぇなコイツら…あとはおめぇだけか…」
侍はそう言って那奈の手を引いてる一番偉そうな山賊に近寄った