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ひねくれショタと変態大学生の平和的日常

第1章 大学生がやって来た。

大学生side


ハァー、憂鬱だ。なんで俺が選ばれちゃったんだろ……。そう、今日は小学校に行く日なのだ……。突然、校長に呼び出されたと思って校長室に入ったら第一声が「小学校に行ってくれないか?」だよ。あり得ないでしょ。世の中全く、ふざけるなだよ。

だって小学校だよ? 俺はさ、確かに男のくせに男が好きだけど、小学生には興味ないに決まってるじゃん。俺はショタコンじゃないし。まぁ、校長は俺がこんな奴って知らないとは思うけど……。

「本田君、今日だね。ほんとに急ですまなかった……」

「いえ、そんなことないですよ。子供とか好きですし」
ほんとは、正反対だけど。

「ほんとかい? そう言って貰えると助かるよ」

「ところで質問なんですけど、俺は何年生を担当するんですか?」

「それは、行ってみないとわからないんだ。役にたたなくてすまないね」

「そんなことないですよ」
おおありですけどね。



*****



「それでは、大学生の皆さんに自己紹介してもらいましょう」

「えー、今日から皆さんと一緒に勉強することになった本田 隼人です。よろしくお願いします」
全く、なんで俺が子供相手に頭下げなきゃいけないんだよ……。


―「それでは、これで朝会を終わりにします。クラスの先生の指示に従って戻りましょう」

とたんに、周りの子達が騒ぎ出した。
全く、これだから子供は……。

「それでは、自分が担当するクラスに行ってもらえますか?」

「あっ、はい」

たしか、俺は4年1組だったはず。
4年生は、1階って言ってたよな。

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