ひねくれショタと変態大学生の平和的日常
第7章 それぞれの過去 二
「アハハ。なにいってるだい。さっきの奴等を殴るってことはさっきの奴等にまた会わなきゃいけないんだよ? それでもいいのかい? さっき怖いことがあったばかりじゃないか」
やっぱり二つ目のお願いには触れてこないか。
「別に……俺は怖かったとかそういうのないですから。ですので気にしないでさっきの奴等と会わせて下さい。そのかわり奴等の生死はといませんが」
「いやぁ~。生死をとわないねぇ。そんな怖いこといっちゃダメだよー」
「俺は本気です。俺もあいつらに利用されかけた。なら、俺もあいつらを利用する。ただそれだけのことです」
「いや、それ真面目に言ってる?」
敢えてこの人は話題を変えようとするんだな。なら……
「ええ、真面目です。あなたこそ、俺の話を真面目に聞いてください。確かに俺は小学生のガキで、あなたのような大人からみたらガキの戯言だと思います。けど、俺からすれば真面目に言っているんです」
そう、今しかないから……。
「……そう…か。君は、そんなに深く考えていたんだね。なら、俺ももう話をそらさないよ」
この人は…本当に、やり手だな。
「じゃあひとつ目のお願いだけど、君にはあいつらを殴る権利がある。だから明日、俺が君の小学校まで迎えに行くよ。そしたらあいつらがいる場所に君を連れてってあげる。そのあとは君の自由にしていいよ。あと、二つ目のお願いだけど……これはもう少しあとにしてもらってもいいかな?」
「なぜ? 理由次第では考えないこともありません」
やっぱり二つ目のお願いには触れてこないか。
「別に……俺は怖かったとかそういうのないですから。ですので気にしないでさっきの奴等と会わせて下さい。そのかわり奴等の生死はといませんが」
「いやぁ~。生死をとわないねぇ。そんな怖いこといっちゃダメだよー」
「俺は本気です。俺もあいつらに利用されかけた。なら、俺もあいつらを利用する。ただそれだけのことです」
「いや、それ真面目に言ってる?」
敢えてこの人は話題を変えようとするんだな。なら……
「ええ、真面目です。あなたこそ、俺の話を真面目に聞いてください。確かに俺は小学生のガキで、あなたのような大人からみたらガキの戯言だと思います。けど、俺からすれば真面目に言っているんです」
そう、今しかないから……。
「……そう…か。君は、そんなに深く考えていたんだね。なら、俺ももう話をそらさないよ」
この人は…本当に、やり手だな。
「じゃあひとつ目のお願いだけど、君にはあいつらを殴る権利がある。だから明日、俺が君の小学校まで迎えに行くよ。そしたらあいつらがいる場所に君を連れてってあげる。そのあとは君の自由にしていいよ。あと、二つ目のお願いだけど……これはもう少しあとにしてもらってもいいかな?」
「なぜ? 理由次第では考えないこともありません」