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第10章 特別編~ハロウィンパーティー☆

「おぉ~」



店内全体がハロウィン仕様に飾り付けられている。

いつものsweetとは全く違う雰囲気だ。



かおりさん…いるかなぁ…



俺はキョロキョロと店内を見渡す。  

入口であんなに可愛いコスプレ姿を見たら、否が応でも期待は高まる。



「……ん?」



俺はあることに気付いた。

店内にいる男たちはみな、目だけを隠すマスクを着けていた。

舞踏会に着けていくような…



もしかして、客も仮装しなきゃいけないとか?そんなこと書いてあったっけ?

着けてないの俺だけ…?



招待状の文章を確認しようとハガキを取り出そうとしたとき…






むにっ



背中に何か柔らかいものがあたった。

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