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メイド喫茶へようこそ

第10章 特別編~ハロウィンパーティー☆

「琴乃ちゃ~ん!見~つけた!」



ある一人の男がそう言って琴乃ちゃんの肩に手をやる。



「もう終わったんだろ?次俺に貸してくれよ」
「……えっ?」
「お前も他にヤリたい子がいるなら急いだ方がいいぜ」



男に押しやられるように席からどかされる。



「琴乃ちゃん、探したよ」
「………ご主人様…んっ…」



まだぼーっとしている琴乃ちゃんは、その男に抱きしめられてキスされている。



俺はしばし呆然とその様子を見ていたが、さっきの男の言葉がはっと頭に浮かんだ。



『お前も他にヤリたい子がいるなら』



……………かおりさん……

 

俺はかおりさんを探しに向かった。

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