メイド喫茶へようこそ
第12章 千佳の場合〜ご褒美ください〜
どんっ……
オーナーの机の上に寝かされ、足を開かれる。
「挿れるよ」
私を見下ろすオーナーがかっこよすぎるよ…
私は頷こうとして、ハッと思いとどまった。
「だ、だめ…っ!!」
「……?!」
オーナーは予想外の返事に目を丸くする。
「…あっ、いえっ!あの…し、してほしいんですけど……あの………服…脱いでください……」
「……え?」
「オ、オーナーの裸が見たいんです…!!」
……………………………沈黙。
や、やば〜〜い!!
雰囲気ぶち壊した…
…………もうダメだ…
「…………っ……はははっ!」
オーナーは笑った。
ふいうちの、普段よりもくだけた笑顔が、胸にぐっときてヤバイ。すっごくドキドキする。
「さすがうちのメイドだな」
チュッ…
オーナーは私のおでこにキスをした。
「…じゃ千佳に脱がしてもらおうか」