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メイド喫茶へようこそ

第9章 葵の場合~お兄ちゃんのいたずら~

不意打ちの強い刺激に思わず声がもれてしまった。



「あ、葵ちゃん?」



目の前のご主人様はびっくりして、心配そうに声をかけてくれる。



「……っ、ご、ごめんなさい……なんでもないです!………っ…ごゆっくり」



そそくさとご主人様のテーブルから去る。



まだバイブは震えてる。



あっあぁっ……
気持ちイイ…気持ちイイよぉ………



立ったまま快感に耐えるけど、自然と震える足と足をすり寄せていた。



こんなの…無理……
耐えられない………!





お兄ちゃんの方に視線を向けると、楽しげにニッコリ笑ってる……





「………葵?」



肩をたたかれてハッと振り向く。

声をかけてきたのは翠だった。



「大丈夫?どっか具合悪い?」
「え?ぜ、全然……なんでもないよ」
「なんか…熱でもあるんじゃない?」

「大丈夫大丈夫!」
「そう?」



そして翠を呼ぶご主人様の声がして、翠は離れていった。



あ、危ない……



翠が離れたとき、バイブの振動が止まった。

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