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君の支えになりたくて

第1章 春の日


――――…



「おい新崎…お前は、今日も遅刻か?」


教室に着くとすでに授業が始まっていた


『や…目覚ましが止まんなかったんすよ』


俺は、頭をかきながら先生に言い訳をした


「何訳わからん事言っとるんじゃ」


―――バシっ…


『いてっ…じーさん…何も教科書で頭叩かなくても』


「はよ、席に着かんかい」


じーさんにそう言われ俺は、自分の席に着いた




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