壁一枚 2nd
第13章 女友達
美緒「はぁ…」
仕事なら仕方ないが
孝志が明子と会うのは少し心配だった
高校のクラスメートで友人
そう言っていたが
本当に
それだけなのだろうか…
美緒「…」
でも今は待つ事しか出来ず
美緒は孝志が来るまで一人で料理を作り
孝志が来るのを
待った
その頃
孝志は大学で由紀と
運ばれてきた新しい教材の準備をしてい
た
孝志「これで全部?」
明子「うん、ありがとう」
孝志「はぁ~疲れた」
明子「ねえ、この後ご飯でもいかない?
ご馳走するから」
孝志「ごめん、悪いけど約束があるんだ
だからもう行かなきゃ」