テキストサイズ

壁一枚 2nd

第2章 卒業



美緒「んんっ…はっ…孝志…さ…」

孝志「美緒の制服姿も…今日で見納めか
なんか寂しいな…」

美緒「孝志さん…あっ!?待っ…」

孝志「ダメ?」

美緒「ダメじゃないけど…でも…」


高校を卒業し
教師と生徒でなくなったとはいえ
教え子に手を出した事が周りにバレたら
孝志の立場は危うくなる
最後の最後まで気を抜いたらいけない
いけないと
わかってるが…


美緒「誰か…来たら…」

孝志「…じゃあ…やめようか」


そう言うと
孝志は美緒の服から手を離し
何事もなかったように乱れた服を整えて
くれた


ストーリーメニュー

TOPTOPへ