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壁一枚 2nd

第8章 やきもち



孝志「やきもち妬いた」

美緒「誰に?」

孝志「江川勇樹」

美緒「勇樹君!?彼とは本当に友達で…
本当になんでもないよ」

孝志「でも彼は…彼は友達とは思ってな
いかもよ?」

美緒「それはないよ」

孝志「どうしてそう言いきれる?」

美緒「だって私、勇樹君にフラれてるも
ん」

孝志「本当に?」

美緒「うん、好きじゃないってバッサリ
だから好きじゃないよ」

孝志「そっか」

美緒「安心した?」

孝志「うん、安心した」


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