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壁一枚 2nd

第10章 キャンプ



勇樹「上がるよ」

美緒「あっ、うん…」


一人用の狭いテント
その中で勇樹と二人きりになった美緒
勇樹はただ美緒を心配し塗り薬を届けに
来てくれただけ
別に変に意識する事なんてなかったが
美緒は珍しく勇樹にドキドキし
緊張してしまっていた


美緒「…」

勇樹「足見せて」

美緒「えっ!?自分でやるからいいよ」

勇樹「いいから、見せて」

美緒「あっ!?」

勇樹「ごめん、痛かった?」

美緒「ううん…大丈夫…」

勇樹「本当に?」

美緒「…うん」


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