黒子を溺愛
第2章 お兄ちゃん~赤司征十郎side~
真太郎が起きてきてくれるのは正直とてもありがたい。
安心してテツヤのことを任せられる。
真「ほら、口を開け…そうだ、いい子なのだよ、お前は」
何も言わなくても、テツヤの面倒を見てくれている。
その光景を見て微笑みながら、朝食をつくる。
すると……
ボリボリ、パリパリ、といった音が聞こえてきた。
その方向を見なくてもだれが来たのか分かるので作業をしながら声をかける。
征「おはよう、敦」
敦「ん~、おはよ~」
真「おはようございますなのだよ、敦兄さん」
テ「おはよう…ございます…あっくん」
敦「みどちんにテツヤもおはよ~」
次男の敦。お菓子とテツヤをこよなく愛している。
征「朝食、もうすぐできるから、炬燵に入って待ってろよ、敦」
敦「はーい」