
黒子を溺愛
第2章 お兄ちゃん~赤司征十郎side~
リビングに入ると、信じられない光景が目に入った。
征「敦、これはどういうことだ?」
敦「テツヤがオレンジを手で取ってヨーグルトをつけて勝手に食べちゃった」
征「食べちゃった、じゃないだろ。食べさせてあげろ、と言ったはずだが?」
敦「うん、お菓子食べてたらこうなっちゃった」
そう、信じられない光景というのは、テツヤの口のまわりや頬にヨーグルトとオレンジの果汁が沢山ついていたことだ。
それだけじゃない。
手についた果汁を舐めているため唾液も口のまわりについている。
口のまわりがテラテラ光っていて卑猥だ。
良からぬ想像をしたバカ二人が横で鼻血を垂らしている。
征「はぁ…真太郎、ティッシュをバカ二人に渡せ」
