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黒子を溺愛

第2章 お兄ちゃん~赤司征十郎side~


一階のリビングに入り、炬燵にテツヤを寝かせる。

今の時間は7時。
随分と長い間テツヤに唇を落としていたらしく、1時間はテツヤの部屋にいたみたいだ。

ヨーグルトとフルーツを持って炬燵に行くと、布団を被ったテツヤが炬燵に入ってボーッとしていた。


征「テツヤ、朝ごはん食べるか?」

コクリと頷くテツヤ。

しかし、一向に食べる気配がないどころか、動く気配すらしない。

征「テツヤ?」

テ「さむくて、うごきたくない…です…」

むくれながら言うテツヤがすごく可愛かったけど少しイジワルしてみた。

征「なら、どうするの?」

テ「たべさせてください…//」

征「いいよ、はい、あーん」

テ「ん…おいしい…」

モゴモゴと口を動かしている姿は小動物を彷彿させる。


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