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全部、愛してた。

第4章 もっともっと愛して

「ひーかるっ!ひかるーっ!」


わたしは隣の家の輝を起こしにいく。



「ん…空…?」


輝がうっすらと目を開ける。



「輝っ、はやく起きないと遅刻しちゃうよ??」



「え…、…っあ!ちょ、ヤバっ!!」



時刻は朝の8時。


輝があわてて準備をする。

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