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全部、愛してた。

第2章 処女にさようなら

「そ・・・それって、・・ま、さか・・・。」



「そっ、そのまさかだよ。空。」


何かがガラガラと音をたてて崩れていった。




それは、わたしが今まで死ぬほど自分に誓った、処女という名の・・・ものだった。

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