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全部、愛してた。

第6章 伝えなくてはいけないこと

嘘…来た…。





わたしは通路をはさんで隣の席の輝を見た。



輝もこっちを見た。







「西山ー!遅刻だぞ!はやく準備しろ!!」




担任は優しい先生なので説教などはしなかった。




「ほ~い」





遼ちゃんは軽い返事をして席に着いた。


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