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全部、愛してた。

第6章 伝えなくてはいけないこと

輝は優しく抱きしめ返してくれる。








「ハァ…いきなり人を呼び出しといて…何?俺にイチャイチャしてるとこ見せつけたかったわけ?」





あ…頑張って…言わなきゃ…





はやく…はやく…








「遼は、昨日のことどう思ってるの?」






輝が強く、そう言ってくれた。



わたしを抱きしめたまま…






遼ちゃんは、ゆっくり口を開いた。

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