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全部、愛してた。

第6章 伝えなくてはいけないこと

恐い…恐い…




見ないで…わたしを…





遼ちゃんに見つめられると…






恐怖がわたしを押し潰す。






昨日、自分で決めた…のに







わたしの身体が…心が…




全部…こわいって泣き叫んでる。








気が付くと、輝の胸にしがみついていた。

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