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出会い系サイトのレイプマン

第3章 パトカー6号と高滝公民館

理沙は黒い靴を置いたまま襖を開けて、隣の20畳ある部屋に行き厚めに敷かれた新聞紙のベットをロウソクの炎で照らして見た。

あ、あーー!新聞紙が部分的にぐしゃぐしゃだわ…それにあっちこっちと、新聞紙がちぎれているじゃない、…

理沙はまだこの部屋には何かあるんじゃないか?と首を右に左に振り何かを探した。

  愛媛みかんの箱だわ、何かしら…

20畳ある和室の右側全面には押入れがあって、半分だけ襖が開いていた。その押入れの中断の棚に愛媛みかんの段ボール箱が目についた。

理沙はそろりそろりと古畳の上を歩き、押入れに近づいてみた。そしてロウソクの炎で愛媛みかんの箱の中を照らして見た。

  ひゃーー!、これは、ひどいわ…
 酷すぎるじゃない、あいつ本気だったんだわ…

理沙が覗いた愛媛みかんの箱の中には、切断された紫色のパンティーと紫色のブラジャーが入っていたのだ。

あのレイプマン、黒田明が犯人に違いない。あいつがここの高滝公民館でも犯罪を犯していたに違いないと理沙をブルブル震わせた。

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