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僕のこたえ

第10章 溢れる想い

僕は何度君の背中を見つめればいいんだろう…


溢れる想いは行き先がない…


僕は砂浜に寝転んだ。


降りしきる星が、柔らかな月明かりが、僕をそっと包んだ。

瞼を下ろすと君が微笑んだ。


君が好き…


君が愛しいよ…


静かな波の音が何度も僕の想いを繰り返させた。


切なくて胸が苦しかった。


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