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僕のこたえ

第15章 セカンドキス

エレベーターが開き浅賀さんが降りた後に続いた。


1006号室の扉の前でリモコンキーで鍵を開け、扉を引いた。


「どうぞ…」


「あっああ…」


僕は自分の手で更に扉を大きく開き中に入った。


「お邪魔します…」


「誰もいないわ。入って」


浅賀さんは扉に再び鍵を掛けチェーンも掛けた。


靴をさっさと脱ぎ捨て、家の中に入って行く。


僕も慌てて靴を脱いで浅賀さんに付いて行った。


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