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第4章 葛藤と友情


「ボーカルになるのが夢だったのかよ?」


オレは首を左右に振る。


「なら、断ればいんじゃね?」


順平はニカッと笑った。


そう…だよな…。
オレ、別にバンドやりたかったわけじゃねぇし…

ただ《デュラン》が好きなだけだし…
ライブ行って楽しめればいいし…


「お前…たまにはいいこと言うじゃん」

「だろ?w」


オレはなんだかホッとした。



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