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第4章 葛藤と友情



怒鳴っていた業者と目が合った。


「なんだよ、お前は。こいつのツレか?部外者が口出すんじゃねーよ」


業者はオレを睨んできた。
オレは負けじと睨み返す。



蒼士はメガネを拾うと、


「やめてください、そいつはツレじゃありませんから」


オレの方を見ずに言った。



「すみませんでした。以後気をつけます」



蒼士は淡々とそう言うと、作業に取りかかった。




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