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第7章 芽生えた感情と嫉妬


「適当に座ってて。あ、何か飲む?」

「あ、はい」



オレは緊張しながら、フローリングに座った。
もう一度、壁に掛けられたエレキギターを見る。



あ、あれ…
蒼士のと似てる。
なんだっけ?
あ、ギブソンのレスポール!



「触ってみる?」



奥のキッチンから、高藤さんの声がした。



「あ、はい!」



高藤さんは目を細め、優しく笑う。






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