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第7章 芽生えた感情と嫉妬


ピーッとヤカンが鳴った。



「紅茶いれるから、適当に触ってて」



高藤さんはキッチンに戻って行く。
オレは適当に弦を押さえて弾いてみた。
か細い音が響く。



あ、そっか…
アンプに繋げないと、音は出ないんだっけ。



オレはギタリストになったつもりで、ジャカジャカ弾いてみた。



なんか、いいんじゃねぇ?www



そばにあった等身大鏡を見つけ、ストラップを肩にかけ、ポーズを取ってみる。



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