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第2章 偶然と衝撃


蒼士は一瞬ムッとした顔をしたかと思うと、オレたちから視線をそらし、無言でギターを触り出した。


「いきなりごめんね、卓也くん」

「いえ…」

「あいつ…かなりの毒舌だけど、根は悪い奴じゃないんだよ」

「…」


根は悪い奴じゃないだあああ?
ほんとかよ…
頭はいいかもしんねーけど、中身は相当腐ってんなw


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