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第2章 偶然と衝撃


てゆーか…


オレは蒼士の方をチラッと見た。


まさか、あいつギター弾くのか?
さっきから調節みたいなのしてるし…


「もうわかると思うけど、俺たちバンド組んでるんだ」


サラリーマンの兄ちゃんが笑顔で説明し始める。


「龍はドラム、俺はベースで、蒼士はギターだ」


…げ、マジで。


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