恋と愛の狭間で
第14章 第14章 危ない扉
シャワーを浴びて置いてあるガウンを羽織る。
カズもシャワーを浴びて出てきた。
ソファに座っていると横にカズも座った。
目の前にはめっちゃ大きなテレビが置いてある。
カズがいろいろ操作している。
ただ横で見ていた。
『礼…おいで。俺の膝に乗って』
【重いよ】
『大丈夫だから。テレビのほう向いて座って。』
カズの膝にテレビのほう向いて座った。
後ろからギュッと抱き締めてくれた。
『礼…大好きな礼…』
【な~に?】
『俺のワガママ聞いてくれてありがとう』
【いえいえ!】
『めっちゃ可愛かった。電車の中』
【恥ずかしいから言わないで。】
『恥ずかしいのが感じるのに?(笑)』
【うっ…否定できないね…】
『でも、そんな礼が俺は大好き』
【うん。カズが好きでいてくれるならそれでいい。】
カズの手がガウンの中に入ってくる。