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学校トップのモテ男くんと平凡な女の子

第3章 スポーツ万能のあの先輩



国語つまらないなぁ…

「奈緒。」

突然陽が話しかけてきた。


まぁ授業よりはましか

『ん、何?』


「奈緒って彼氏いないんだよな?
なら、候補にいれとけよ?
俺を。」


…え?

『えぇ!?』
思わず大声を出してしまい
先生に注意されてしまった。

『あ、すみません…』

「なんだよ
いきなり大声出して」


『な、何いってんのよ!
よ、陽が急に、へ、変なこと言うからでしょ?!!』


「な、なんだよ…
俺のせいにすんのか!?」

『そ、そうよ?
だって陽がいけないんだから。』


「なんだよ、それ…

俺は
本気だったのに…」

『なんか言った?!!』

「なんでもねぇよ!」

『そうですか、わかりました。』


「あぁ、わかれわかれ!」



もう、面倒くさいな…



私は陽の顔を見た。
あ、あれ?…

顔…赤い…?

き、気のせいだよね?
うん…

私は自分に言い聞かせた。

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