学校トップのモテ男くんと平凡な女の子
第3章 スポーツ万能のあの先輩
くぅー
やっと帰れるー♪
よし、かーえろっ♪♪
「なぁ、奈緒?」
「なに?陽」
「家も近いし今日いっしょ「なーおちゃん!かーえろっ♪♪」
陽の言葉を遮るように
龍が教室に入ってきた。
「あっ!はいっ、今行きますっ!
で、陽なに??」
「あ、いや何もないよ。」
「そ、ならいいけど」
「なーおちゃん、敬語やめてってー♪」
「あ、うん!」
龍は私の肩をもって教室を出ようとした。
「奈緒ちゃんはやらねーからな。」
「くっ。」
龍が陽に何かを言った気がした。
気のせいかな??
だよね。
私たちは周りからの
ものすごい視線を感じながら学校をでた