チョコレート3
第1章 新学期
めっちゃくちゃ嬉しいのは置いといて!
「よし、急ぐぞ!」
そう、とにかく教室へ!
三年は二階
2人で走って教室まで向かった
教室の前まで来て
とりあえず後ろから中を覗く
着席している生徒
話をしている先生
あー、改めて遅刻だ
恥ずかしい。
そう思っていると先に陸がドアを開けた
ガラッ
ほとんどの生徒が開いたドアの方に振り向く
視線が陸に集まった
その後ろから私もそろっと教室に入る
「有名カップルが、新学期そうそう遅刻とはいい度胸だ。」
二年生のころからよく知る先生が言った
すなわち担任。
クスクスという笑い声が少し起こった
その中に1人超見慣れた顔が。