テキストサイズ

キレーな顔した狼さん。

第12章 9匹目

「じゃ、汐里…足、自分で持って?」

「は…はあ!?」

な、何を言ってやがるんだ!?

「そんな事…できるわけ…っ」

「えー…してくれないの?」

「え…」

「してくれるよね?」

「え…あ、うん」

……て、おおおおいっ!!
「うん」じゃねーよ!しねーよ!
したくねーよ!!

「やった!」

うわ……もーやだ…完全にしくった…
こんな嬉しそうな顔で言われたら…
…やるしかねーじゃん

早くこの(瑠樹にだけだけど)流されやすい性格なんとかしないとな…

「………///」

ゆっくりと足を持ち上げる

「うん、そうそう…そのまま足開いて…」

「…///」

もー、恥ずかし過ぎて何が何だか…

俺は瑠樹に言われるがまま足を両サイドに開く

ヤバイヤバイヤバイ…っ!
これは、、まぢでハズイ…!

「汐里…もっと…」

「へ、へ?」

「もっと足…広げて」

は…
「はあ!?///」

無理だろ!?
今のままで充分、死ねるくらい恥ずかしいんですけどっ!

「汐里…」

「~~っ…あーもーーっ!わーったよ!………ほら…これでいいのかよ…//」

ダメだ…恥ずか死するわ、俺

ストーリーメニュー

TOPTOPへ