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キレーな顔した狼さん。

第11章 8匹目

ほへぇ~……てか、"みせ"がわ"おさ"お…"店長"じゃんっ!
すっげーっ!この人は成るべくして店長になったんだな…

ぼーー…

思わぬ発見についボーっとしてしまっていると

「もぉっ!何してんの!?あんた達もちゃんと挨拶しなさい!」

なんて、お姉さんに怒られてしまった…

「えっ…あ、ああ、そーか…」

「もーっ…店長!この2人、ヘルプ入ってくれるそーですっ」

「おや…そーなのかい?」

お姉さんの話を聞いて店長は俺達に顔を向けた

「ども。俺、斉藤汐里っていーます
…えっと、ヨロシク…です」

「汐里くん?だね、ヨロシク」

ニコリと優しい笑顔で返してくれる店長

何か安心するな…この人

「じゃ、次は僕ですね」

俺の挨拶が終わった所で、瑠樹が話をはじめる…もちろん、ウサギモードで。

「僕は斉藤瑠樹って言います。ヨロシクお願いしますね」

「ああ、、瑠樹くんだね?ヨロシクね」

瑠樹にも変わらず優しい笑顔を向ける
店長

「よしっ!じゃぁ、最後にあたしね!あたしは、湊!笹木(ササキ)湊よ!これからヨロシク!!ちなみに、あたしは大学生であんた達より歳上なんだから、ちゃんと"さん"付け、敬語は必須よ!」

「わ、わかりました」

「はい」

へぇ~、大学生なんだ…童顔だな


湊さんの注意事項に俺と瑠樹はそれぞれ返事をする

「おやおや、これで皆挨拶は終わりかい?」

「はい!一応!この場の挨拶は、ですけど」

店長の質問に湊さんが答えた

つーか、湊さん…初めのキャラと違ってきてね??
ま、誰かさんのせーで対して気にならないけどな。

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